
船上での「安全教育訓練」で避難施設の説明を受ける新入社員=名古屋港フェリーふ頭で
新年度がスタートし、名古屋―仙台・苫小牧間のフェリーを運航する太平洋フェリーグループ(本社・名古屋市中村区)で今春入社した30人が研修に励んでいる。あこがれの船に乗り込んだ新入社員たちは希望に胸を膨らませ、早く一人前になろうと張り切っている。
新入社員が力強く決意
入社式は3月30日、名古屋港ふ頭に停泊する大型フェリー「きそ」で行われた。傍島庸光社長から「誇りと自覚を持って活躍されることを期待しています」と祝辞を受け、新入社員代表の3等航海士・木村正彦さん(24)が「荒波に負けることなく、何事にも力の限りぶつかっていく決意」と力強く答辞を述べた。
新人たちはまず、旅客輸送にかかわる「船乗り」としての心構えを学ぶ。社外講師による一般研修に始まり、曳地裕美さん(27)ら現役アテンダント4人から経験を踏まえた接客技術などの講義を受け、船上勤務に関する基礎知識の習得に励んだ。また実際に船上で行われた「安全教育訓練」では、消火設備や避難いかだを見学した。新人アテンダントの小倉沙野乃さん(20)は「制服を着て船に乗ると、社会人になった実感がわいてきました。身が引き締まる思いです」と話した。
新入社員たちはこのあと、それぞれ大型フェリーに配属され、実践的な教育を受けながら大海原へと出航していく。
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操舵(そうだ)室を見学、新鋭船の頭脳に目を見張る新入社員
=名古屋市港区空見町の名古屋港フェリーふ頭で

お客さまを迎えるおじぎも重要な研修項目
=名古屋市港区入船で

研修内容を聞き漏らさない。ノートを取るのも真剣
=名古屋市港区入船で

研修で救命胴衣を初めて装着
=名古屋港フェリーふ頭で