
【岐阜城北】練習後、自主的に行うウエートトレーニングでさらなる筋力アップを図る=岐阜市の岐阜城北高校三田グラウンドで
◇第78回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の開幕までちょうど1カ月に迫った。東海地区から選ばれた岐阜城北と愛知啓成はともにセンバツ初出場。夢の大舞台に向け、日々の練習にも一段と熱が入っている。
●岐阜城北●
登録選手に身長160センチ以下が2人いる小柄なチームだが、スピードや打撃力は他の強豪に引けを取らない。
秘けつは筋トレ。選手に自慢を尋ねると「背筋」「大たい筋」「握力」との答えがズラリ。各選手の適性を考慮し、初戦敗退を喫した昨秋の明治神宮大会以後、守備位置も一新した。藤田明宏監督は「特別秀でた選手がいるわけではないが、個人の努力で補い、全体で120%の力を発揮する」と自信をのぞかせる。選手、スタッフ一丸となって日本一に挑む。
【写真・兵藤公治/文・中村かさね】
●愛知啓成●
選手たちの声がグラウンド全体にこだまする。「気の緩みがミスを生む。だから、あえて厳しくしている」という岡田敬三監督の指導に、緊張感が張りつめる。
守備練習では左右に振られる激しいノックのほか、捕球時の足の運びやフォームの確認など、基本の徹底に余念がない。
道具の手入れやノックの球出し、球拾い――。マネジャーらが練習を後方から支える。「周囲への感謝の心を忘れるな」
岡田監督の教えを胸に、選手たちは甲子園での初勝利を目指す。
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