本社ヘリから会場の建設状況を視察する=愛知県長久手町の上空で
05年日本国際博覧会(愛・地球博)の開幕(05年3月25日)まであと1年余り。会場では、パビリオンやグローバル・ループ(空中回廊)の建設が着々と進んでいる。パビリオンや催事の内容も固まってきた。昨年10月、日本国際博覧会協会(万博協会)の事務方トップ、事務総長に就任した中村利雄さん(57)は準備や前売り入場券販売にラストスパートをかけている。多忙な日々にカメラが密着した。
中村さんは1946年7月、名古屋市生まれ。先祖は知多半島の水軍だったとか。愛知県立瑞陵高校から名古屋大学法学部を卒業して、60年通産省(現経済産業省)に入省。会計課長、貿易局長、中小企業庁長官などを歴任して01年7月に退官。損保ジャパンの顧問をしていた02年9月に新設の副事務総長に就任。実家の中川区露橋の旧家に単身赴任している。
先に協会に出向していた経産省の後輩、藤田昌央・経営本部長(51)=蒲郡市出身=らの要請に応えるなどして、引き受けたという。霞が関、産業界に顔が広いのはもちろん地元にもなじみが深く、企業の出展や協賛、国の予算の獲得に力を発揮した。事務総長になってからは、起工式などへの出席も増え、分刻みのスケジュールをこなす。
「目玉がない」といわれて取り組んだのが、シベリアの凍結マンモスの発掘。「茶色い毛は長さ約30センチ。生物の気候への順応はすごいですね。そのマンモスがどうして滅んだのか。今の地球環境を考えるきっかけになれば」と冗舌だ。
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JR東海リニア館の起工式で葛西敬之・JR東海社長(右)と=長久手会場で
ロータリー館起工式で、会員の人たちと談笑する=長久手会場で
全体の工事状況を林明・万博協会建設事務所長(右)と丹羽信昭・同庶務班長(左)から聞く。
後方は万博会場駅=愛知県長久手町の万博会場で
「マンモス発掘にも調印しました」と旅行会社の全社会議で公演する
=名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で
「こいの池」で演出するロバート・ウィルソン氏(右)と握手をかわす=名古屋市中村区名駅の万博協会で
ロータリー館の起工式でくわ入れする豊田章一郎・万博協会会長(右から2人目)と中村事務総長ら=長久手会場で
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