2003/10/22

貴重な車両一堂に
貨物鉄道博物館オープン(三重・大安町)
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105年前の英国製蒸気機関車の周りには記念写真を撮る来館者が後を絶たない
105年前の英国製蒸気機関車の周りには記念写真を撮る来館者が後を絶たない

 鉄道による貨物輸送が開始され、今年で130年。三重県を走るローカル鉄道・三岐鉄道の丹生川駅(大安町)に日本初の鉄道貨物輸送専門の「貨物鉄道博物館」がオープンした。
 「駅を楽しい場所に」をテーマに、鉄道に親しみを持ってもらい、ローカル鉄道の存続を訴え、また、沿線地域の活性化を図ることを目的に行っている 「ひと駅いちテーマ」の一環。貨物ホーム兼倉庫として使われていた駅舎を利用し、ボランティア団体「ふるさと鉄道保存協会」と協力し開設した。運営は同会を中心にボランティアによって行われている。
 展示されているのは国内最古の木造貨車など貴重な車両が多い。目玉の一つは、105年前の1898年に英国シャープ・スチュアート社で製造され、 晩年は関東の東武鉄道で活躍した蒸気機関車。実際に運転席に入ることも出来、訪れた親子連れが興味深げにかまをのぞき込む。
 副館長の笹田昌宏さんは「一般の旅客にはなじみの薄い鉄道貨物輸送がテーマの博物館ですが、開館以来多くのお客さんに訪れていただいています。現在月1回の開館日を増やしたい」と話す。
 同館では、引き続き展示車両の整備や来館者へのガイドを行うボランティアを募集している。問い合わせは事務局電話0593・64・2141へ。
 開館日は、毎月第1日曜日、午前10時から午後5時。10月26日は臨時開館する。入館無料。なお、開館日以外でも見学は可能。

【写真・文 大竹禎之】


蒸気機関車の運転席を見学する姉弟。運転席はあこがれ
蒸気機関車の運転席を見学する姉弟。運転席はあこがれ


のどかな田園地帯を走る三岐鉄道丹生川駅構内にオープンした貨物鉄道博物館
のどかな田園地帯を走る三岐鉄道丹生川駅構内にオープンした貨物鉄道博物館=本社ヘリから


駅に降りるとホーム横に展示されたわが国初の過酸化水素水専用の貨車が出迎える
駅に降りるとホーム横に展示されたわが国初の過酸化水素水専用の貨車が出迎える


多くの家族連れは館舎に描かれた児童画家のイラストに足を止める
多くの家族連れは館舎に描かれた児童画家のイラストに足を止める



運動会が終わり、後片付けも一緒に

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